骨のことNo2(ビタミンK)

日頃から腸活を心掛けて骨を丈夫に保とう!

ビタミンKは骨芽細胞や破骨細胞に働きかけて、骨形成を促進したり骨吸収を抑制したり、骨代謝バランスの調節に役立っています。さらにビタミンKは、コラーゲンの生成を助ける働きがあり更年期の女性や高齢者の骨粗しょう症予防に有効な成分として近年注目されています。

ビタミンKは植物によって作られるビタミンK1と微生物によって作られるビタミンK2があります。

ビタミンK1は緑黄色野菜や大豆加工食品、ビタミンK2は納豆に豊富に含まれています。また腸内に住み着く腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖を原料に発酵の力でビタミンK2を多く作り出しています。

近年の食生活の乱れや偏食、野菜嫌い、薬の乱用、腸内細菌の乱れなどによるビタミンK欠乏症も危惧されるようになっています。

これまでご紹介したように、エストロゲンに対する腸内細菌の働きや、体内で腸内細菌がビタミンKを合成する機能を維持するためには、腸内環境のバランスを整える事が骨の健康には欠かせないということです。

腸内細菌を整えるには、食物繊維やオリゴ糖など善玉菌を増やす効果のある食べ物を摂取し生活習慣を整える事が肝心です。

大高酵素健康の輪より

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