胆石症

胆石症とは胆嚢や胆管に石ができる症状の総称です。
胆嚢結石、胆管結石、肝内結石とできる場所によって分けられます。

中でも、胆管結石の場合はほっておくと胆管炎に進行し重症化することもあります。
胆石ができると右のみぞおちや右肩、右背中などに痛みを感じたり、黄疸で皮膚が黄色くなったり尿が黄色くなることがあります。また食後に症状が現れるのも特長です。
しかし全く症状が出なく一生を終える方もいます。

胆石は胆汁に含まれる成分が結晶化し固まることで発生します。
成分によってコレステロール石と色素石に分けられますがコレステロール石が最も多いです。

多くは食の欧米化により脂肪分の多い食事が原因で食事の改善が必要です。
(コレステロール石は胆汁のコレステロール濃度が高くなることで発生し、色素石の中でビリルビンカルシウム石は胆汁の細菌感染が原因で発生します。)

胆石予防のために避けたい食材

高カロリー、高脂肪の食材・・・・脂ののった動物肉
コレステロールを多く含む食材・・・・・肉や魚の内臓、レバー、あん肝、卵、イクラ、タラコ

胆石予防のために摂りたい食材

<食物繊維が多い食材>
 海藻類・・・コンブ、ひじき、ワカメ
 果物・・・・バナナ、イチゴ、りんご
 青魚・・・・イワシ、アジ、サバ

<ビタミンCを多く含む食材>
 オレンジ、キウイ、イチゴ、ミカン、カリフラワー、ブロッコリー、ほうれん草 かぼちゃ、サツマイモ、ピーマン

漢方では痛みを取る漢方や結石を排出する漢方など症状にあわせて色々です。
予防には簡単に飲めるお茶タイプもございますのでご相談下さいませ。