片側の脚や手が赤く腫れたら「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」かも

片側の脚や手が赤く腫れたら「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」かも・・・全身に広がると発熱や悪寒、頭痛。

蜂窩織炎は皮膚の傷や荒れから細菌が入り込み、皮下脂肪などに炎症が起こる感染症。

免疫力が落ちているとかかるおそれがあります。

皮下脂肪の組織は蜂の巣の形に似ていることから病名がつきました。

窩は穴という意味。

原因菌は一般的に黄色ブドウ球菌やレンサ球体の表面にもいる細菌。

大腸菌や緑膿菌が原因になることもある。

入院歴のある人は一部の薬が効かない「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」に感染している場合もある

蜂窩織炎は広い範囲が腫れ張っているような感覚がある。

また脚や手で発症する場合片側だけに起きる。

両足に腫れがなんじている場合、「深部静脈血栓症」の可能性がある。

細菌が全身に広がると、発熱や悪寒、頭痛も表れ、1週間程度の入院が必要になる。

診断は症状や患部の細菌検査などから確定する。原因菌の特定には時間がかかるため、広く有効な抗菌薬を1、2週間服用する。

「薬剤耐性菌」がなんじるリスクもあるためきちんと飲み切ることが大切。

免疫力が落ちないよう、適度に休息をとり普段から皮膚をチェックすることが大切。

一度発症すると免疫力の低下に伴って再発する危険性がある。

免疫力が落ちないよう、治療中は安静が必要、抗がん剤や免疫抑制剤で治療中の方や糖尿病の方は特に要注意です。

予防するにはまず、細菌の入り口を防ぐこと。

傷や湿疹、水虫は治療する。

普段からボディーソープや保湿剤は良いものをお選びください。

一部、健創研より

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