ガンとは

私たちの体は数十兆個の細胞から構成され正常な状態では細胞の数をほぼ一定に保つため、分裂、増殖をコントロールする「制御機能」があります。
しかしまれに細胞の遺伝子の突然変異によって正常なコントロールを受け付けなくなり勝手に増殖をし始める「細胞集団」が現れ、この細胞集団「腫瘍」が正常な組織との境界を越え浸潤しながら増殖していったり、転移を起こす場合を「悪性腫瘍」すなわち「がん」といいます。

ガンの発生には一つは生活環境が大きく影響を及ぼしています。
化学物質など外的因子や毎日の食生活、喫煙、過度な飲酒、過度なストレスなど心理的因子などがあります。

人間の体では毎日数千個単位で遺伝子の変異が生じていますが、普通健康な体の場合は自身の「免疫力」などによって抑制しています。なので変異した遺伝子が必ずガンとして発症するわけではありません。
しかし免疫力などが低下してガンとして発症してしまうと、ほとんどは治療せずに放置していると全身に転移し取り返しのつかないことになります。

西洋医学のガン治療

現代医学では手術、放射線、化学療法(抗がん剤)などで患部を徹底的に治療していきます。体力さえあればこういった治療法である程度克服できることもあります。
しかし体力が低下している人や、もともと免疫力が弱い人、治療によって体力を消耗しすぎた人が、「病巣はなくなったけれども、生活の質(QOL)が著しく低下し人間らしい生活ができなくなった」という人がとても多いのが現状です。

もちろん病気になると治療は必要です。
目に見える変化(器質的変化)を取り除く西洋医学の中心方法「瀉法(しゃほう)」で、腫瘍を切り取る、がん細胞を殺す、心機能を抑えるなどです。
しかし先述しましたように「瀉法(しゃほう)」のみでは体が弱ってしまいます。

東洋医学のガン治療

そこで必要となるのが東洋医学が得意とする分野「補法(ほほう)」であって、傾いた生態を漢方補剤などを底上げしていく目的で使います。

私共が提案します「漢方がん治療」とは
癌のみならず、病気の治療におきまして、病気の原因(病邪)を取り除く「瀉法 (しゃほう) 」だけではなく、体力・治癒力・抵抗力(正気)を強化する「補法」も併用することが大切です。

病邪におきましては、身体の治癒力を妨げている要因(精神的ストレス、栄養不良、循環障害など)や癌、その他の病気を悪化させる要因(炎症、活性酸素など)も含まれます。

正気(せいき)とは人間の正常な生理機能を維持し 外部からの病邪(病気を引き起こす原因)に抵抗する自然治癒力(抵抗力や回復力など)や生命力の様な物です。正気が不足して虚弱になりますと、抵抗力が低下して病気が発生しやすくなります。

漢方治療は 体内の正気を助けてこれを強め正気を生み出す元を強化することであり、全ての病気に対する漢方治療の基本であります。
癌治療におきましては、癌に対する抵抗力を高め、癌の発生と進行を防ぎながら、西洋医学の攻撃的な治療(抗がん剤、放射線、手術)の副作用を軽減する目的もあります。

東洋医学では、身体に備わった自然治癒力(正気)を高める治療法を、長い臨床経験の中から発展させ、病気の治療に利用してきました。
しかし東洋医学における「補・瀉法」に相当する概念や方法論は西洋医学におきましては難しく、これが現在の癌治療において欠けている点だと思われます。

癌治療におきましては、癌細胞そのものを攻撃するだけでは片手落ちであり、生体機能を高めて、正気を充実させる「補・瀉法」を同時に行いますと、副作用を軽減し、抗ガン作用を強めることもできます。
これが癌治療におけます、漢方治療の最も大きな目的となります。

単純に滋養強壮薬を組み合わせるだけではなく、身体の治癒力を活性化するためには、体力、栄養状態、免疫力、抗酸化力、解毒機能、新陳代謝、血液循環、諸臓器の働きを高めることが大切です。

二つの車輪で病気を克服

ガンに限らず病気の治療は西洋医学の「瀉法(しゃほう)」をするときには必ず東洋医学の「補法(ほほう)」の併用がいると私は思っています。
病気を治療するためにもそれに耐えうる「体力」を作っておかなければなりません。それには「補剤」は必要です。
西洋医学と東洋医学の二つの車輪で病気を克服していくのがベストだと思います。

当店で扱っています商品は全て私自身が、あと私の家族や従業員などにも試してみて、自信をもった物しかお奨めしません。特許が取れていてエビテンスが証明されている物を基本に選んでいます。
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手術や抗がん剤、放射線、インターフェロンをお考えの方、どうぞ安心してご相談下さいませ。